よみコミ!

よみコミ!

漫画の感想ブログ。メジャーなものから隠れた良作まで幅広く読んでいます。誰かの新しい漫画の出会いの場になれば幸いです。

『ギャルごはん』感想 藤原ちゃんはだいたい可愛い

 

大天使や···!

 

生徒と教師の美味しいラブコメ「ギャルごはん」の3巻が先月末発売されました。
「3月のライオン」や「ベルセルク」、「あそびあそばせ」など強豪ひしめくヤングアニマルで常にアンケート上位、ヒロイン岡崎みくが超かわいいラブコメディです。

私自身数多くのラブコメ漫画を読んできましたが、去年の新作ラブコメの中でも
キャラの可愛さでは間違いなくナンバーワンの逸材です。
ごはん」とついてるのでグルメ漫画と勘違いしてる人も結構いるみたいですが、ブコメの延長線として読むと楽しめると思います。

ブコメは好きだけどギャルはあまり興味がないような方、ご安心ください。
2巻で登場する
新キャラ藤原さんも負けず劣らず、圧倒的な破壊力で二段構えでございます。

布教するならこのタイミングだっということで感想まじえつつ紹介していきます

 

天真爛漫なギャル・岡崎みく

f:id:sasa_comic:20180311200144j:プレーン

メイヒロインの岡崎みくは勉強は苦手だけど誰にもフレンドリーに接する素直で明るい女の子。
家庭教諭・矢部真司とひょんなことから料理研究部を立ち上げます。

 

世間一般のギャルのイメージはオシャレでノリが良く、流行に敏感という良いイメージもある一方、うるさい、適当、モラルが欠如してるなど悪いイメージもあります。

矢部自身もみくと関わる前は学校の問題児として認識しており悪いイメージをもって対応していました。
しかしいざ関わってみるとやると決めたら真剣に取り組む子でどうやらそんな悪い子でもなさそう。
これまで苦手だった料理も工夫や努力で乗り越えられることを知り、頑張って良かったと心から喜ぶその姿に矢部先生も心動かされます。

そんな料理の楽しさを教えてくれた矢部先生に感謝と尊敬を込めて好意を持ち始めます。


相手を意識すると素直におしゃべりできないなんてラブコメでは定番ですがそこはギャル。

 

f:id:sasa_comic:20180311200108j:プレーン


持ち前のノリの良さでぐいぐいからかってきます。

なんて最高なんだ!!!俺もからかわれたい!!!

 

 

 

見た目とのギャップが素晴らしい

この岡崎みく、見た目は派手なギャルですが中身はとってもピュアなんです。

普段はフランクに接しているのに、ふとした心遣いにときめいたり、あーんで食べさせてと自分から要求したのに実際に食べさせてもらうとその恥ずかしさに顔を真っ赤にしたり、押しに強いと思いきやいざ肝心なところで弱くなるそのギャップに心奪われます。ああ可愛い。

f:id:sasa_comic:20171229151122j:プレーン

f:id:sasa_comic:20171229151130j:プレーン

特にお気に入りなのがこの農家のおばちゃんにアドバイスされてこそっと「がんばる!」と言ってるシーン。


優勝!!!優勝です!!!



どの話にもお気に入りのシーンがあるぐらい尊いんですが「ああこれが恋の成せるパワーか」とそのトキメキ力の高さに読んでてバタバタさせられます。

巻末のあとがきで「好きなものしか描かない」「もっと理想のギャルをくれえええ!!!」と書かれてるように可愛いをとことん詰め込んだ至高のギャルそれが岡崎みくなのです。

 



そんな至高のギャル岡崎みく一人で十分という私のような読者もいれば、それでは飽きてしまうという読者もいたのでしょうか。


f:id:sasa_comic:20180311200105j:プレーン

2巻のラストで登場する生徒会からの刺客、藤原小春は岡崎みくと打って変わって厳しい目つきで最初はちょっと怖い印象でした。

 

 

真面目一辺倒と思いきや…?

校内で規則違反をしてしまった家庭科部に規則は規則ですっみたいな厳しい目で見てくるのかなーとなんとなく予想していたのですが、思いのほか柔軟な対応をとれる子でどうやらきちんと見る目はある様子。

ただ日々を少し頑張りすぎてるきらいがありそれを労うやべっちが何気にイケメン。

f:id:sasa_comic:20180311033756j:プレイン

きちんと相手を思いやれる人、自分では知りえなかった長所を褒めてくれる人はやはり嬉しいものですよね。
ここら辺は「好きなものしか描かない」という意気込みをきちんと汲んだストレスのない流れで上手いし、簡単なようでなかなか実践できない話作りが上手いです。

見事にデレました。

 

 f:id:sasa_comic:20180311033645j:プレイン

 

この流れでやる頭なでなでは流石にハードル高いですが、相手の良い部分を見て取れる人にはなりたいですね。(そしてあわよくばなでなでできる関係になりたい)

 

ふとした瞬間に矢部先生のことを思い浮かべたその意味をまだよくわかっていない様子。うーん甘酸っぱい。

f:id:sasa_comic:20180311201939j:プレーン

 

岡崎みくの独走状態と思っていた家庭科部に思いもよらぬライバル登場でこれからどうなっていくのか目が離せません。

基本的にストーリー性のない何気ない日常を描く漫画はそんなに興味の対象になかったのですが、ここまで魅力的なキャラを出されると反応せざるを得ません。

そしてラブコメで何気なくも最も重要な要素である主人公にある程度好感が持てるかという部分。

やべっちは少々鈍感な部分もありますが教師という立場上、生徒を恋愛対象として見ないようにしているのもありますし鈍感さに目くじら立てるほどではないと思います。
それよりも問題児のギャルという偏見に惑わされず真摯に向き合う姿勢を私は評価しています。

 

何よりみくだけでもその可愛さにやられまくっていたのにそれとは違う方向から爆撃してくる太陽まりい先生のラブコメ力が凄まじい。

 

f:id:sasa_comic:20180311033946j:プレイン

 
家ではお姉さんキャラなのに先生の前ではたじたじなその姿にニヤニヤが止まりません。
やばい…やばい…なんて可愛いんだ…

ストーリーのないキャラ物漫画は数巻で飽きてしまうことがままあるんですが本当飽きない。
この感想書くのに3周目ですがいまだに読んでてバタバタさせられます。

 

 

おわりに

ぶっちゃけ最初はギャルにごはんとか流行りに乗っかっればいいってもんじゃねーぞと
思っていました。

現代最高峰のギャルでした。


 作者の太陽まりいさんはこれまでギャグ漫画家としては認識していましたが、今作はガラリと作風変えてきてラブ重視のラブコメで見事に生まれ変わっています。

かと思えば超クールな先輩回で唐突にギャグを挟んで笑わせてきたり、これまでの持ち味が完全になくなったとかそういうわけでもありません。思いもしなかった伸びしろに驚いてます。
気になる人は過去作も読んでみてください。多分かなり驚くと思います。

「ギャルごはん」作者を知っている人も知っていなかった人もぜひ読んでで悶えて欲しいおすすめのラブコメ漫画です。

 それでは、このへんで。ではまた。